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日本対スイス ハイライト動画・結果・採点・戦犯 みんなの評価は

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現地時間6月8日(金)深夜、日本とスイスの国際親善試合が行われました。内容面の詳しい分析はさておき、皆さんはどうご覧になったでしょうか。何れにせよ、本番まではあとパラグアイ戦を残すのみとなりました。

今は、選手たち、そしてコーチングスタッフの中に、なにかポジティブな成果が残った事を信じて、見守ることしかできません。本番まであと10日です。

 

この記事では、日本対スイス直後の反応や、徐々に上がってくる記事、詳細など随時更新をしていきます。

 

この記事の目次

 

日本対スイス スターティングメンバー

 

日本代表

 

    川島

高徳 吉田 槙野 長友

   長谷部 大島

原口  本田  宇佐美

    大迫

 

スイス代表

   

   ガヴラノビッチ

エンボロ フロイラー シャキリ

  ジャカ  ベーラミ

ロドリゲス     リヒトシュタイナー

  アカンジ  シェア

     ビュルキ

 

日本代表は1トップに大迫、トップ下には本田。
両ワイドには宇佐美原口、長谷部と大島のダブルボランチ。

センターバックの吉田の相棒には今回も槙野が入りました。
右サイドバックには酒井高徳が入りました。宏樹は何でしょうか?

前線は日本代表は事前の取材通りのスタメン。

スイスはジャカ出てきましたね。

両ワイドはツーバーがベンチ、トップ下もジェマイリではなくフロイラー。

1トップはガヴラノビッチでした。1.5軍という感じ。

 

日本対スイス 試合開始、試合経過

  • ジャカの縦パスから細かい連携で突破されるも川島キャッチ。
  • 相手のハイプレスに大島が落ち着かない。
  • 相手ペナ付近からプレスも、剥がされるので辞めた。
  • 相手コートのハーフからの守備に切り替え。
  • 大迫が連続で潰される。知名度向上。
  • 本田からの展開がいまいち機能せず。
  • 長谷部展開から長友、クロスに大迫ビュルキに殴られる。
  • 本田ワイドに流れてチャンスメイク。クロス合わず。中盤が落ち着いてくる。
  • 地元スイスの主審、アフター全然取ってくれない。
  • ベーラミが長谷部をアフターでイエロー。

前半10分経過

  • あまり高い位置を取るのが危険。苦し紛れに裏蹴ってでロスト。
  • カウンターから大迫初シュートもブロック。
  •  槙野イキってロスト。宇佐美が奪取。
  • エンボロに二人で行って抜かれかける。高徳追いついて相手ファウル。
  • 長友ファーへのクロスに大迫が大外で競るもビュルキに殴られる。こぼれを原口がループ気味に狙うもビュルキキャッチ。結構決定的だったのでは。
  • 原口が守備時エンボロに手出そうで危ない。エンボロPKマシーン感ある。
  • ジャカへのコースは切れている。
  • 現状ロストマシーンは高徳と本田。
  • ジャカがボールを欲しがってサイドへ流れてくる。
  • 長谷部がパス交換をカットするも大迫の所で収まらず。
  • ジャカのクロスから高徳クリア、スイスのシュートは論外。枠外。
  • 日本、ある程度リトリートして耐える時間帯。
  • GKのセカンド争いを大島拾って原口本田宇佐美から高徳クロス。CKへ。
  • 大迫はどニア狙い。CKはオフサイド。
  • やっぱり原口手が出る。ファウル。
  • やはりスイス、1トップをうまく使えない。大島慣れてきた。

前半22分経過

  • 川島のビルドアップが超心配。
  • スイスも前線からのプレスは勢いが落ちる。
  • ボール回しから長谷部がミドルシュート。サイドからのし掛けは抑制的。
  • 日本スイスともにベーラミ、大島がCB間に落ちてビルドアップ。
  • サイドチェンジからリカルド・ロドリゲスのアーリークロス。ガブラノビッチがヘッド枠外。槙野は完全に遅れていた。
  • 宇佐美が右サイドで長谷部の縦パスに飛び出すもカット。右にいたので展開された左サイドはフリー。本田が必死こいて戻る。
  • 日本ボールになるも無駄に本田走って受けて大迫に不正確なパス。ロスト。
  • 本田疲れた所ジャカに縦パスを通される。
  • リヒトシュタイナーのオーバーラップに長友遅れクロス上げられるもワイドに外れる。
  • 左エンボロへの展開の流れからスイス、パスを繋いで右ワイドリヒトシュタイナーへパス。長友クリアからのCKはなんとかブロック。
  • カウンターもバックパスしたところを圧力掛けられ縦パス引っ掛けられる。
  • 大迫に長谷部から縦パス入るも大迫は走れず。
  • 大迫原口本田に疲れが見られる。守備頑張り過ぎたか。

前半30分経過

  • 宇佐美は比較的落ち着いて入っている。長谷部が元気。
  • 大島左ミドル。悪くない。出てくるタイミングも良かった。
  • 川島、パス交換から無駄にトラップしてサイドの低い位置のタッチ外にクリア。gmか。
  • 大迫へのアフターが酷い気がする。早めに変えたほうが良いのでは。ケルン大迫はそれなりに知名度がありそう。降格とは言え。
  • CBからのロングボールにまた川島が無駄にゴールをあけ飛び出しで触らないデジャブ。連携ミスから抜けられるもエンボロが優しくポストに当てる。
  • 川島そろそろ無理では。
  • 宇佐美右ワイドへ大きな展開からのクロス、大迫軸足シュートからのこぼれを本田ミドル。正面。展開した宇佐美の所が今の所一番落ち着く。
  • 武藤がアップの情報。大迫打撲か。
  • 大迫座り込む。ケツが痛そう。まだ11日あるので無理しない方が良い。
  • 大迫OUT武藤IN。武藤が入った意味はここにあるがアップはしていないとのこと。
  • 大迫はビュルキに顔面パンチ受けるしアフター酷いし。ロックオンされた感。
  • 確かに、大迫潰されると、日本は攻撃のスピードが極端に落ちる。よっち頑張れ。
  • シミュレーション臭いエンボロのドリブルでPK献上。宏樹はどうしたのか。

日本対スイス PK献上のファウルシーン 動画

 

ウクライナ戦を生かせない前にかかって入れ替わられる高徳とベルギー戦を生かせないドリブルに棒立ちのプレミアレギュラー吉田麻也。

まあでもこれで吉田を責めるのはかわいそうか。もう1ステップ2ステップしてほしい気はするが。

 

ロドリゲスゴール。日本0ー1スイス。

川島どっちに飛んだのか意味不明。左に倒れてるが全然飛べてない。クソみたいにコースが空いている。

 

前半40分。

  • 酒井高徳がゴミみたいな縦パスを繰り返している。酒井高徳は完全に狙われている感がある。
  • 長谷部右に展開も高徳追いつけず。イメージしとけ。
  • 宇佐美が中寄りのため左のケアが遅れがち。
  • 大島縦パスを本田スルー、原口反転してミドルも枠外。原口は右だと仕掛けの良さが出ない。
  • 失点後日本は全体が前掛かり。奪って再び攻撃。
  • 原口から高徳も相手に引っかかる。こぼれを長友がクロスもビュルキキャッチ。
  • 前半終了。終了後に長谷部がレフェリーになにかいう。少しアフターに寛大すぎるような印象が私もあった。

前半ハイライト

前半の印象

大迫は打撲やアフターもあったが、FWとしての仕事をほとんどさせてもらえなかった。そのため、逆ギレ欠場にも見えたがフィジカルは上がってきた。入っていくポイントにも違いが見られた。

大島は最初浮足立っていたが徐々にプレスが落ちるにつれて落ち着いてきた。もっと効果的な配給、飛び出しが出来るはず。

吉田はPK献上したものの8割高徳のせい。またホーム忖度ジャッジも目立つ。
前半の後半の大島、吉田、長谷部、宇佐美、長友あたりは落ち着いてゲームに入っている印象を受けた。

ロストはやはり本田と高徳が目立つ。相手も力を掛けて前に来て、ホームでモチベーショも高く先制してやろうという気概が見えたので、ある程度致し方ないか。本田足は動いている。

槙野も、このサイズ、スピード相手だと捕まえられない印象が目立つ。

川島で行くんだろうけど…やばくね?

ただ、再び飛び出しで目測を誤った川島や、再度前に行って入れ替わられる高徳など、失点に直結するミスを繰り返す選手は使うべきではないのではないか。宏樹の状態が懸念される。西野さんの事だから川島で行くんだろうけど。パラグアイ戦次第か。

 宇佐美は本田がいなければトップ下で決定的な仕事ができそうだが、左サイドを大きく空けるのはスカウティングポイントとしてチェックされるだろう。

こうした相手のプレスがきつい状況では、トップ下は、シンプルなダイレクトのいなしと展開が利いた方が良いので香川真司の方が機能するのではないか。→と思ったが後半イマイチだった。

全体的に、ガーナ戦寄りもパス回しが遅かった様に思う。距離感も3-6-1の方が近かったので、パスを回して体力を回復出来ていた印象。4-5-1だとパワーとスプリント力の差がガッツリ来る感じ。

また6人交代可能と言うことで、両チーム選手を入れ替えてくるだろう。

 

<田嶋会長 前半所見>

  • 西野さんがやりたいコンパクトなサッカーが見える。
  • 守備ラインの上げ下げにも見て取れる。もう直前。今日のような決定的なミスがあると良くない。特にGKとのコミュニケーション。
  • 井手口浅野含めチームとして纏まってほしいと思っている。

 

  • 福西>オールジャパンで行くが、合宿の中で効果は
  • 田嶋>忌憚のない意見を言い合っていると聞いている。やりたいサッカーができていてもっと精度を高くしてほしい。
  • 0-1で負けてる状況を意識して、戦い方をどう変えるか。また交代選手がいかに自分をアピール出来るかを楽しみにしている。

後半開始。

日本代表に見た感じ交代選手はない模様。結構ガチなのかこのメンバー。

ツーバーと談笑する高徳。今は仲よさげだが、多分高徳裏ではクソゴミ言われてるぞ。永世中立国を舐めるな。

スイス、CBアカンジOUTエウベリーIN。

  • 長谷部の縦パスから宇佐美スプリントもリヒトシュタイナーに奪われる。
  • 日本ファウル。Jリーグ以上に忖度ジャッジのこの審判HGひどいな。
  • 槙野ファウル。ガッツリ削るが、そこまで危険ではなさそう。良いんじゃねえかこのぐらい行って。やんなきゃ意味ないよ。だがFK注意。何しろ川島。
  • シャキリのFK、論外。
  • 本田FKからこぼれを原口粘るもスイスボール。高徳どこや。
  • スイスボールを回しからエンボロCK取得。ニア危なかったが宇佐美拾ってFK獲得。
  • 宇佐美がリヒトシュタイナーを全く潰せないので、好きなように回される。
  • 走らせたいが走らされている。スイス強い。
  • シャキリのクロスはエンボロの動きと合わず。
  • リヒトシュタイナーが好きに上がってくるので、宇佐美が最低でも一人潰さないと長友はチャレンジだけず下がるだけに。シャキリのクロスを入れ放題される。
  • 乾ついに出場。後半9分過ぎ。宇佐美と変えて守備というより引っ張る意図か。
  • 宇佐美から長友のクロスはグラウンダーでカット。武藤ファウル。
  • 同時に宏樹も呼ばれた。よかった、試合で使える状態なのか。
  • 乾IN宇佐美OUT、宏樹IN高徳OUT。
  • 宇佐美はサイドプレーヤーとしては物足りなかったが、トップ下としては本田よりボールに絡んだか。宇佐美の特徴も知られてるような感じがした。
  • 左サイド乾奪取から2,3ドリブルして前に運ぶ。本田から長谷部、原口。酒井宏樹のスプリントはケアされたのでアーリークロスも合わず。
  • リカルド・ロドリゲスのクロスはオフサイド。
  • 長友のクロスクリア。乾拾ったがアウト。相手の足が止まってきた。

後半13分経過。

  • 長谷部右サイドに出てクロス。武藤にあったが止めずに落としたが合わず。スイスカウンターに出てこない。スイスファウル奪取。
  • スイス、歩き始める。省エネ中か。本田から酒井を経由して大島高い位置で前を向く。中への横パス。本田に合えば面白かった。相手の足は止まったので大島も高い位置へ出るべき。
  • 原口仕掛けからCK。スイス完全に勢いが落ちた。
  • それを見越してかスイス3人交代を用意。
  • スイス交代。
  • セフェロヴィッチINガブラノOUT、ツーバーINエンボロOUT、ジェマイリINフロイラーOUT。レギュラークラスを3人入れてきた。
  • 乾の突破で数人交わしてから武藤本田粘るもノーファウル。立てよと。このHG。
  • レギュラークラスが入ったスイスもやや活性化。だがSBは出てこない。
  • 宏樹の安定感を見るとコンディションは大丈夫そうだ。
  • 武藤がワイドに飛び出して起点を作り、乾、長友からクロスも跳ね返される。サイド攻撃だけでは厳しいか。中央を使いたい。
  • 宏樹から本田に良い縦パス、宏樹がそのまま出ていくが本田が武藤に横パスをだしてカット。それを言われてるんだぞケイスケホンダ。
  • 宏樹のスペースを使われて速攻を食らうも大島根性でケア。枠外。
  • 本田がまたトップしたで受けて足元に入れて無駄に交わし取られる。コロンビア戦か。
  • 柴崎準備。大島疲労感がある。大島OUT柴崎IN。大島よくやったほうだろう。
  • まさかの大島怪我の疑い。→大丈夫そう。
  • 本田に入った縦パスを本田が運んで原口へ展開。インカットして左足シュートもGK正面。

後半26分。

  • 香川準備。
  • リヒトシュタイナーからシャキリ。トラップが大きくなった所槙野クリアCK。
  • リカルド・ロドリゲスOUTムバンジェIN。
  • CKクリア。スイス二次攻撃。柴崎シャキリに一発で行って交わされイエロー。それぐらい行っとけ。
  • 川島スローで相手にパス。シュート狙われるも枠外。このGM。早く替えろ。
  • 香川交代前に右ペナ付近で本田FK獲得。FK蹴って交代の模様。
  • FK、ニアに低いボール。こぼれ球を乾とシャキリが競りシャキリファウル。
  • 本田OUT香川IN。妥当。
  • 本田はスプリント的にはずいぶん戻ってきた。あとは得点感覚やパス感覚が戻れば、良い時期に戻る可能性はあるが、無理ならとっとと変えるべき。ペナにトップ下が入らないのでは、中の枚数が足りない。
  • カウンターのシャキリを長谷部が抱え込んでファウル、イエロー。いろいろ言ってるが、おそらく彼の中では計算内くさい。

後半33分。

  • 宏樹楔をカットされシャキリカウンターで2対2。槙野がJリーグ式ディレイで引っ掛けカット。こういう展開には慣れが見える。
  • 宏樹はカットされたが、楔を入れる工夫と意思は見える。柴崎がもっとやるべき。
  • 残り10分。日本は前から行く。
  • ボールを奪い、香川仕掛けのこぼれを柴崎シュート。CK。
  • 吉田のCKは惜しかったがスイスのカウンターを食らう。左ゴールライン際に侵入したシャキリを宏樹粘るが止められずファーへクロス。左サイドへのカバーが間に合わず折り返されてスイス2点目。
  • 日本0-2スイス
  • 折返しは吉田が間に合わず、真ん中は長谷部がつけずだが、福西が指摘している様に、サイドの低い位置で拾われた所で、ファウルでも良いので止めなければならなかった。この対応は課題。
  • 1点取れていれば引き分けが狙える展開だったが、ゲームとしては決まった印象。日本も集中が切れてしまう。もう一度前から行って1点取るシミュレーションをすべきだ。
  • スイスはこの後ブラジル戦を迎えるが、この日本相手が最後で大丈夫なのか。ホームで忖度もありいい感じに盛り上がったが、流れの中からは日本と同じ課題が見えた。サイドは崩せるが中の形がそれほどない。ブラジル相手だと多分全然違う試合展開になると思うが。ただ、ブラジルもサイドにスペースは空く。
  • 吉田が前線に上がる。でもすぐ戻る。
  • 乾が縦に仕掛けるも長くなってOUT。
  • 長谷部縦パスから香川すばやく武藤につなぐが相手に入られる。
  • 左サイドに大きく展開され、ムバンジェからアーリークロスも合わず。

後半42分。

  • 乾のし掛けから長友クロス。香川フリックも乾に合わず。
  • 原口酒井のパス交換で右に侵入。長谷部に戻って真ん中柴崎から縦パス。香川受けるも前向けず。
  • 吉田から武藤へフィード。武藤は右で前を向いてマシューズ。ファウル。
  • アディショナルタイムは2分。
  • FKから槙野吉田競り合うもスイスゴールキック。
  • カウンターから柴崎シュートも宇宙へ。宇宙開発。
  • 試合終了。厳しい結果となった。

日本VSスイス ハイライト試合動画

 

 

<後半の感想>

ようやく形にはなってきたものの、ザックジャパンの劣化版という感じ。本田が経年劣化している事が顕著になったのと、大迫が早々交代してしまったので、本線を想定したシミュレーションとしては時間が短かった。

相変わらず引かれた相手を崩すアイディアが見られず、バイタルをうまく使う事もできなかった。できたのはサイド攻撃ぐらいか。

本田香川は指摘されている点を改善できず、大迫はボコられて退場に追いやられた。乾と酒井は復帰戦でこの相手のコンディションは厳しかったと思うがそれにしてはやれていたのではないか。大島長谷部でボランチの問題が一つ解決できたのは収穫。

最後の得点の所は、大迫が早々に退場してしまい、武藤で長時間やったが特に何かが変わる様子はなかった。本田はトップ下をやるにはパワー不足で、2トップとしてみても中で勝負する回数も少なく、脅威もなかった。

このままでは自ら引導を渡す形になるが、本番サプライズを自ら起こせるか。

 

監督・選手 TVでOAされたインタビュー・コメント

西野監督コメント

得点は取れなかった。形はあるが最後の迫力が足りない。形はできている。サードまでは侵入できている。スイスのセンターが非常に強いので、変化がないと崩れない気がした。攻守の切り替えについては、非常に良かったと思う。ハイプレスを掛けながらボールを奪うというところはできていた。ビルドアップも良かったと思う。最後は決定力に尽きると思う。選手にはバックアップの選手の充実も大事。パラグアイ戦は今日のバックアッパーが出場することになる。

大島僚太 コメント

まあ入りよくなくて、もう少し前につけられた。前の選手に気分良くプレーしてもらうためにもスペースが空いてたので、前につける、サイドを使うの使い分けが必要かと思った。守備面では、チームで準備していたことが出せていた時間もあった。ブロックも奪うこともできていたのは良かった点ではないかと思う。手応えは、守備関して言えば、どう入るか、どう守るかははっきりできた。もっと個が強い部分はチームとして人数を掛けて守る必要はあるのかなと思った。

 

槙野智章 コメント

2失点の敗戦を受け止めて前を向いてやるだけ。自分たちがチャレンジして生まれた物があると思うんで、分析してやっていく。攻撃のところは、自分たちが守備で良いアクション起こしてシュートまで行ける場面は合った。最後の精度に課題。守備は失点してはいけない時間帯で失点したので、いい危機感を持ってやりたい。大体いつもやってるメンバーで組んでたので、4バックに戸惑いはなかった。4か3かわからないが監督の求める物を表現できればと思っている。

 

長谷部誠 コメント

一番欲しかった結果が出なかったので痛かった。ただココ最近の勝負強さと言うか、最後の所でやられてるので、続けていくしか無いと思っている。1点目はPK、2点目は自分がマークを外している部分もあるので。あとは攻撃の所で、最後の3分の1、ゴールを取るという所を上げていかないと行けないのは確か。

 

NHK解説・福西氏の総括

守備の所は見えた。切り替えもいつもより早かった。そこから結果をどう出すか、というところがでていない分、今後結果を求めていかないと行けないな。そのためには精度をもっともっと高く求めていかないと通用しなかった部分がある。精度、パススピード、コントロール突き詰めていかないと。

決定力もそうだが、いかにして形をつくるか。もっともっと形を作らないと行けない。まだまだ足りない。

個人的な印象

まず、スイスがかなり本番に近いコンディションで、強かったです。1.5軍ぽかったですが、良いトレーニングマッチになったと思います。いろいろと分析データが取れたと思います。

西の監督はポーランドではなくコロンビア戦想定と話していましたが、コロンビアの方がもっとルーズだと思います。スイスの方がよくオーガナイズされている気がしますし、ポーランドよりも活動的じゃないかと思います。いい相手でした。

 

出来としては、監督、選手が言ってる印象と同じ印象です。

ザックジャパン同様、4-5-1だとサイドは崩せても、右ワイドから岡崎が飛び込んでくるでもしないと、中に混乱は起こせない印象です。ただ急ごしらえで戻してる割には、結構戻ってきた気はしました。

 

フィニッシュの戦略が必要

トップ下から仕掛ける選手が多すぎるので、ワイドで起点を作るだけでなく、ワイドでフィニッシュする形を考える必要があると思います。

前半大迫は大外に逃げたり、ニアに飛びこんだりとそういった工夫が見えましたが、大迫一枚の印象が多かったのと、武藤に変わってからはやはり武藤がど真ん中に居座ってマインツする傾向が強いので、武藤が勝てないと他の選手がそのスペースを使えないので、邪魔な気がしました。


本田香川はペナで勝負すべき

また、本田はどうしても落ちてボールを受けたがるので、本田を使うのであれば彼の勝負強さやポジショニングの感覚を生かしてペナに入っていってほしいと思います。

その点は、大島や今日はgmでしたが柴崎、原口、宇佐美あたりが彼を中に追いやるぐらい主体的にプレーをスべきではないかと思いました。

ただ、ザックジャパンぐらいまでは戻ってきていると思いますし、守備的にはよくやった方じゃないかと思います。ハリル時代に培った守備的な感覚も活きているような気がしました。

鍵は、2010年の本田役を原口、宇佐美、柴崎らの世代が出来るか

私はそれでも本田香川を軸にした戦いをあえてやってよかったと思います。はっきりと現実が見えたからです。スポンサーに圧力をかけようと、何を発言しようと、現実はもう明らかだと思います。


あと、今日は宏樹と乾は実戦で合わせるのが今日初めてだったので、多少ズレがあった部分はあります。もっと効果的な形を準備出来ると思います。

ただ、西野さんの癖でサイドばっかり崩しに行く部分は、強豪は慣れた物だと思うので、あまり効果的に見えませんでした。

もっとインカットしてフィニッシュを狙う形を作れば、相手ブロックも崩れて来るのではないかと思います。中島、と思わなくもないですが、西野さんはリスキーに感じる部分があったんだと思いますので、宇佐美や原口、柴崎、大島あたりに期待したいです。

 

本田や香川じゃダメだ、俺を使え、と言えるような若手がでてきてほしいですし、プレーでそうさせることが出来るかが今後の期待ですし、


仮に本田香川でダメだったとしても、スッキリ次の世代に移れるので、それはそれで良いかな
とも思いました。

 

ただ、奇跡を起こすには若干パワーとスプリント不足。守備の時間が長くなれば、パワーとスプリント量は減らされてしまいます。若い五輪代表ではなく、今回はおっさんジャパンですから、ハリルのやり方はそもそも無理。

西野監督はパラグアイ戦をバックアップの試合と位置づけてましたので、実質本意気のテストマッチはコレが最後。役割と方向性をしっかりして、本番を迎えてほしいと思います。

 

 

日本対スイス スポーツ紙・専門誌の採点「本田はトップ下失格」

採点が現時点ででているのは、サッカーダイジェストとフットボールチャンネル。

厳しい採点で共通しているのは本田と高徳でした。4~4.5という採点。本田にはトップ下失格の厳しい評価が。まあ、当然かと思います。

フットボールチャンネルはPKを献上した吉田に4、川島に4.5の採点。

評価が割れたのは宇佐美で、これは判断が難しい所。どっちとも取れる感じですね。その他は敗戦のため5~5.5が並んでいます。

個人的には、正直4-5-1だとこんなもんだと思いますし、思い切って誰も想定してない3-6-1でドン引きしたらどうでしょうか、と思います。

どうせ4-5-1でもドン引きになるので、真ん中の前に3人集まる3-6-1の方がまだカウンターの可能性を感じるし、長友や原口酒井も思い切って飛び出す事が出来ます。何より、酒井高徳を無理して使わなくても良くなる。

それに、相手が全く想定していないのではないでしょうか。

無駄にセンターバックを沢山入れているので、結局本番は3バックでやるんじゃないかな、という気もしないでも無いのですが。

もちろん、その場合も、本田の守備の修正は必須です。

 

各誌の採点はこちら。

headlines.yahoo.co.jp

 

headlines.yahoo.co.jp

 

日本対スイス ツイッターでの反応は?

 

追記します。

 

日本対スイス 戦犯を上げるとしたら

 

ツイッターなどの反応の中で、最も厳しい評価を受けたのは西野監督ですね。ザックジャパンの二番煎じでしかも弱い訳ですから。

ただ結果から見れば致し方ない評価と言えますが、やりたいことはわかります。そして、コレがまさに日本サッカーの「現状」ですね。

ハリルジャパンだって結局引いてカウンターみたいな事考えてた訳ですから、それで勝ってもそれに特価した選手ばかり生まれる訳で、現在地を知る意味では、今一番強いと思えるサッカーで負ける方が収穫はあるように思います。

 

本田、高徳、吉田などの名前

選手で「戦犯」と呼ぶにふさわしい評価を得たのは、本田、高徳、吉田などです。

大迫にも、ストライカーとしての怖さを出してほしい、という声が多く聞かれました。その点は私も、もっとやれるはずだ、という気がします。欧州相手の試合では、ある程度知られてる訳ですからアレぐらいボコられて凹まされる事は、本番でも十分想定されます。

もっと強い気持ちを持ってほしいと思います。できるはずだと。

 

マン・オブ・ザ・マッチは?

MOMは当然ながら対象者なし。相手で言えばシャキリでしょうか。 

日本側で良かった選手、という意味では、長谷部がずいぶんコンディションが戻ってきた感がありました。本人は2点目のマーク外したのを責めていましたが、真面目さ故ですね。欧州なら上げられた酒井と突っ立ってた長友のせいにしますねw。

それと、守備は高徳以外は安定しているのも収穫ではないでしょうか。大島もハイレベルハイプレッシャーにアジャスト出来てきたのではないかと思います。


となると課題は明らかに攻撃です。これから最後の詰めでしょうが、ケイスケホンダプランは明らかに却下ですね。

 

これが本番だったら・・・

当然ながらこれが本番なら、明らかに本田が戦犯になるでしょう。国外追放状態にすらなるw可能性すらあります。

代表チームを私物化した上にゴミプレーで無得点ですから。でもそういう時得点を決めて対面を保ってきた本田圭佑ですから、何かしでかすかもしれません。

反面、何も出来なかったら引退するぐらい落ち込むんじゃないでしょうか。

また、香川も途中から入れても特別何かを変える事は難しそう。香川って選手は、上手いし出し手でもあるけど、大島と同じ「使われる」タイプなんですよ。だから本田とセットの方がまだマシかもしれません。

 

日本代表に前向きな要素はないの?

あんまりないです。

ですが、こういうときほど躍進するパターンもあります。サッカーはわからない。もしかしたら劇的に改善する可能性もあります。その要因は自信になるでしょう。長谷部主将も言及していましたが。

西野さんに代わって日本を多少弁護して、どうにかして、プラス要素を探してみます。

  1. 日本は、後半勝負の戦い方をしている。
    今日もSBは先制されるまで前半抑制的でした。高徳の派手な入れ替わられがなければ、先制点も奪われず、前半0-0で終われてたと思います。
    スイスもホームで直近最後の壮行試合と言うことで、必ず勝って終わりたかったはず。だから日本相手だし、選手の意気もコンディションも高かったです。
    本番では、今日のスイスほど飛ばしても来ないし、GLの初戦の前半ならまだしも、その後はここまで後先考えずに出てくる事は無いと思うので、日本は今日ほどは疲弊しないのではないかと思います。

  2. 守備は改善してきている。
    とりあえず守備のやり方は整理されたと思います。セットプレー崩れとか、細かい事は相手対策を含めこれからになると思います。大島も守備的にも対応出来てきたのが脱・山口という意味で非常に大きな収穫では無いかと思います。

  3. 乾、酒井宏樹に使える目処がたった事。
    乾は、後半10分過ぎからの投入を考えても、宇佐美と良い方が使われる感じになりそう。宏樹もコンディション的にはやれそうでした。高徳と川島がピンチやロストに絡む事が非常に多かったので、主力が固まればもう少し改善出来る可能性はあると思います。

  4. 西野ジャパンそのものが、本当の「隠し玉」になった
    隠し玉の中開いたら、本田と香川が悔しそうにしていた、って言うなら隠し玉でも通用しないかもしれませんが、誰もこのチームの予想は不可能です。ただ現状を見る限りでは、「弱い」ってだけ。特に対策されないと思いますが、相手チームは無駄に調子乗って油断して、うかつなプレーをしない事が重要です。

今思い浮かぶのはこんなもんですかねえ・・・

思いついたら追記します。

 

 日本対スイス まとめ 

いよいよ本番まで、パラグアイ戦を残すのみとなった西野ジャパン。今この段階で点が取れないとかオーガナイズがないとか言っても仕方が無いのかもしれません。

もっと、西野ジャパンは「戦術の遂行」というよりも、「現有戦力でできる対応策の工夫」でなんとかしようとしている感じです。

 

ただ、攻撃面では本当に何かを変えないと難しそうです。どの相手も、本田、香川、おまけに大迫まで大体把握されてる感じがします。

研究されてもあまり意味がない技術を持つ乾や、柴崎、宇佐美、大島らの未知で予想外のビッグプレーをする勇気、それもダメなら、最終的には蹴って岡崎や原口に疾走させるぐらいしかなさそうです。それはそれで強そうですが…。

ただ、今日は高徳がやはり一人だけこのチームに馴染めていない印象がかなりあったので、宏樹なら宏樹に決めて、もっとより成熟度を高めてもらいたいと思います。

長いGLを考えると、だんだん思考の体力も奪われて行きますから、余り考える、頭を使うような攻撃よりも、シンプルに共有された攻撃をしっかり刷り込んでおくべきかと思います。その点で言うと、残り11日。攻撃面の刷り込みが最大の焦点となるでしょう。

 

勝ちパターンを作らないと厳しい

守備はある程度耐えられるとしても、こうやって点取って勝つんだよ、というパターンがなんとなく作られ、共有されないとチームは難しいです。そこまで間に合うか。

ハリル時代も、本田大迫に当てて飛び出すんだ、という形が出来るまでは苦労しました。2010年も本田のFKや意外性のあるシュート、キープ力で押し返す、というパターンが浸透して何とか形になりました。

今回は、頼りの大迫も潰されかねないリスクを抱えての本番になります。リーグの中で、コレだ、という形ができればいいですが、間に合うでしょうか。これからの西野さんの仕事はそこになってくると思います。

 

コロンビア戦は勝てそう?

勝てるかと言われたらわかりません、と誰もが言うでしょう。

この試合だけで判断することは難しいですが、厳しい相手で有ることは代わりはないでしょう。

 

ただ、マスコミ中心にコロンビアを過大に大きく見せている感は正直あります。

スイスほどオーガナイズはされてないんじゃないかと個人的には思うので、グループでしっかり対応して、今日の吉田のような対応がなければ、0-0で引っ張る、あるいは引き分けぐらいは取れる可能性が無いとは思いません。

 

ファルカオやハメスはもちろん決定力という意味で脅威ですが、スイスほど整備されていないと言うことは、出処を絶つか入ってもすぐ潰せば、スイスのように色んな所からいろんな人が出てくる、それで疲弊する、みたいなことは無いような気がします。クアドラードは長友にお任せです。

名将ペケルマンも、西野ジャパンがコレでは、どんな対策を取るも何も無い気がします。

 
コロンビアは、南米でも守備的な方で、5−0とか6−0を狙いに来るようなチームではないと思います。ブラジルW杯での日本代表は、試合の中で何点も必要になったため、バランスを崩し、守備面ではほぼ崩壊したまま戦っていました。

今回は初戦。引き分けでもお互いに採算は合うと言えるでしょうから、そこまで無理はしてこない気がします。

それでもうまくやられて負けちゃったらもう、笑うしか無いですね笑。あはは。

生暖かい目で見守りましょう。

とにかくもうあと1試合しかテストマッチはありません。

本田が言うように、全部ダメなら、全員で守り続けてでも勝ち点を奪いに行くべきではないでしょうか。 

下手に期待する要素がない方が、こちらも気楽です。ダメならダメで、「本田、香川、岡崎、長友、長谷部、今までありがとうさよなら。」というだけですので、ぬるい視線でじっくり見守りたいと思います。