西野ジャパンは現在オーストリアで事前合宿中です。
スキージャンプの高梨沙羅選手も出場したことがあるスキージャンプ上の麓にある練習場で、強風のため、目隠し用の幕が吹き飛んでしまい、完全公開の状態でトレーニングを続けているようです。
ちなみにこの練習場は、隠し玉が噂されていたハリルホジッチ前監督が選定したものです。
初日のトレーニングでは、フリーマンを2人置いてゲーム形式のトレーニングも行ったようです。
オーストリア合宿の二、三日目の練習メニューをまとめて見たいと思います。
この記事の目次
- 西野ジャパン オーストリア合宿の2日目 練習メニュー・メンバー
- 西野ジャパン 過去最長の現場指示は8分。練習後はダンシング・ヒーロー。
- 西野ジャパンオーストリア合宿3日目 二部練習
- 西野ジャパン オーストリア合宿三日目午後 紅白ゲームメンバー
西野ジャパン オーストリア合宿の2日目 練習メニュー・メンバー
西野ジャパンオーストリア合宿2日目の練習は、二部練習となったようです。
午前中にフィジカルトレーニングを行い、午後はフリーマン2人を置いた10VS10の変則ミニゲームを行ったようです。
GKは3人とも別メニューで、キーパーなしの状態で行われたゲームだったようです。
午前中は、ストレッチ、体幹トレーニングの後、心拍数の数字を取りながら素走りのトレーニングを行ったようです。
午後は、10対10の変速トレーニングマッチを実施。GKはいません。
メンバーです。
(A)
吉田 長谷部 昌子
宏樹 山口 大島 長友
本田 浅野
大迫
(B)
武藤
宇佐美 香川
高徳 井手口 柴崎 原口
槙野 遠藤 植田
フリーマン 乾・岡崎
浅野と井手口は紅白戦要員としてメンバーに入ってるんですね。
三竿は来ていても出番なしの時間が多かったんでしょうか。
現地の画像を見る限り、ゴールを2つ置いて、フリーマンはビブスをつけて真ん中に位置し、ボールホルダーの味方選手としてプレーした模様です。
西野ジャパン 過去最長の現場指示は8分。
練習後はダンシング・ヒーロー。
スポーツ報知によると、午後練習の前にグラウンドレベルで8分間のミーティングがあった模様です。西野監督体制下では、最長の時間になるとのことです。
そんなもんで間に合うんでしょうか?とは皆さん思われるでしょうが、少しずつコンセプトを伝え始めているのかもわかりません。違うかもしれませんが。
練習後には、槙野智章選手が荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」を大音量で流してリラックスしたとのことです。
無駄に踊って怪我しないと良いですけど。ちなみに槙野選手はこの日のゲーム形式では昌子と変わって控え組に入りました。
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西野ジャパンオーストリア合宿3日目 二部練習
西野ジャパン、オーストリア・ゼーフェルトでの合宿三日目の練習メニューです。
記事作成時点では現地の午後練習を行っていて、おそらくゲーム形式のトレーニングをしていると思われます。
このゼーフェルトという所は高地らしく、先程岡崎がNHKでインタビューを受けていましたが、高地トレーニングの要素も多少取り入れているようですね。
実は2010年の岡田ジャパンも、直前合宿は高地だったとか。
違うのは、川島も本田も岡崎も若くない事と、香川がいることでしょうか。あの時香川はバックアップメンバーだったはずですね。
午前練習は、フィジカルトレーニングです。
1、ボールタッチしながらのサイド、スラローム等のステップワーク
2、60Mほどのラン
3、腕立て伏せ
4、ラダーの両足ジャンプ
といった様子だったようです。
これは国内の千葉合宿でも取り入れていたメニューではないかと思われます。
午後は、どのような形になるか現時点ではわかりませんがゲーム形式のトレーニングを行う予定とのことです。
西野ジャパン オーストリア合宿三日目午後 紅白ゲームメンバー
時間は不明ですが3本行ったようです。
前日とは一転してこの日は4231や433(4123)をテストしました。
センターバックは昨日に続き2本目以外主力組に昌子が入りました。
まだメンバーの組み合わせを試している印象が強いですね。
▶1、3本目
川島
高徳 吉田 昌子 長友
長谷部 大島
原口 本田 宇佐美
大迫
------------------------------------
岡崎
乾 香川 武藤
山口 柴崎
宏樹 槙野 植田 遠藤
東口
(中村)
ザックジャパン臭い感じですが・・・。原口が右、宇佐美乾が左、
本田が右か中央というのはほぼ決まりのようです。武藤も右でテストされました。
左がドリブラー、トップ下がパサータイプのシャドー、
右が裏抜けもできるシャドーという感じでしょうか。
Aチームの方は大島と長谷部のボランチコンビなどがテストされていますが、
361から後ろを1枚減らして長谷部をボランチに、
原口を前線に上げて前の枚数を増やし、攻撃的にした形にも見えます。
大昔の話で恐縮ですが、以前西野監督は柏で攻撃的に行くとき、
ホンミョンボをリベロからボランチに上げるのをよくしていた気がします。
▶ 2本目のパターン
2本目はBチームが中盤をダイヤモンドにしたようです。
2006ガンバ系でしょうか。
どこかの相手を想定した守備面のチェックの可能性もあります。
Aチームの後ろ6枚は、ハリル時代のレギュラー6人です。
GLの3チームだと当てはまらない気もしますが・・・。
Aチーム
川島
宏樹 吉田 槙野 長友
長谷部 山口
原口 柴崎 乾
武藤
--------------------------------------------
Bチーム
岡崎 大迫
香川
宇佐美 本田
大島
高徳 昌子 植田 遠藤
中村
Bチームがとんでもなく攻撃的ですね。
このパターンも3試合の中でどこかで試すんでしょうか。
まあダイヤモンドというか、433とも取れる気がしますが
2トップが真ん中タイプの二人なのと、
宇佐美と本田でIHというのはどうかと思いますので、
やはりダイヤモンドなんでしょう。
まあ西野さんらしいといえばそうかも知れませんが、
相変わらずスカウティング泣かせのチーム作りが続いています。
間違いないのは、欧州のトレンドというよりは、
Jリーグ選抜みたいなフォーメーションな感じです。
ハリル以上の隠し玉ジャパンですね。うまく行けばですけど。
以上、三日目の練習メニュー・メンバーでした。